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#357(旧#129): 中級:Solo Part – 02 ,Ⅱ

2023中級
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前回の「中級:Solo Part – 02 ,Ⅰ」はこちら!

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旧動画はこちら!

前回のおさらい。

前回の記事を見て貰えると早いと思いますが、簡潔に言うと

「タン」と「ンータ」だけで歌い切ってしまいましょう!ということです。

そして、それができてきたら次に「休符」は

で表現いたしましょう。ということだったのですが、言葉だけでこれを理解するのは無理かと思われます。ので動画を参考にして何度も繰り返し練習してみて下さい。

さて、では更に発展させていきましょう。

前回までで「メロディー」の要素である「表」「裏」「休符」を表現しました。

慣れてきていたら、これらの手法は何も考えずにスラスラとソロをできるようになるかと思います。そこで次のイラストを見てください。

ON とOFFと言う考え。

フレーズとフレーズを隙間なく繋げていくのは非常に難しい上に、ギスギスした息の詰まるソロになりがちです。そこで一つの提案を。

OFFのフレーズで廻していってここぞと言う時に一つのフレーズを入れてみてください。

今回入れるフレーズはこちらに致しましょう。コツはフレーズが3拍であることです。4拍で作ってしまうと「取ってつけた感」がでてしまうことがあります。基本的に何拍でも構わないのですが今回は3拍にしましょう。

このフレーズならば、入れ方も自然と工夫していくかと思われます。「本番のソロのときもこれでやりましょう。」とは、言いませんが、「ONとOFF」なんて考えれば、少し余裕が生まれてくるでしょう。コレが大きな違いになってきます。

そしてもう一つ

今回は曲は「All Of Me」です。この曲の題名になっている歌詞のところをドラムのフレーズにしてしまいましょう。たとえばこんな感じです。

さて、これもソロに挿入してみましょう。

どうだったでしょうか?すでに32小節のソロをやっていますので、4bars、8barsは楽勝ではないでしょうか〜!?

さて「All Of Me」を選んだ、もう一つの理由

いろいろな曲でエンディングに「逆循(ギャクジュン)」と言われるモノを使うことがあります。
これは何度も何度も繰り返すことのできる構成なのですが、これの終わりの合図的にこの曲の終わりのメロディーに似た感じを使うことがよく有ります。まあ特別言わなくてもそのうち覚えるようなモノですが、こういった慣用句的なものがジャズにはいろいろあるので少しづつ覚えていくようにしましょう。

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