好評だった「中級:ドラムソロがジャズっぽくならない人に。」の第2弾!
Billie’s Bounce編のNo.02!
「JazzはCharlie Parkerに学ぶべし!」
「中級:ドラムソロがジャズっぽくならない人に。Billie’s Bounce01」はこちら!
「中級:ドラムソロがジャズっぽくならない人に。Billie’s Bounce02」はこちら!
「中級:ドラムソロがジャズっぽくならない人に。Billie’s Bounce03」はこちら!
「中級:ドラムソロがジャズっぽくならない人に。Billie’s Bounce05」はこちら!
一応、今回で全部埋まりますかね〜。結構大変だったかと思いますが、フレーズを「譜面の形」で覚えていても何の役に立たない。演奏中、頭に浮かぶのは「メロディー」
ということは、今まで何をやってきたかというと
◯「メロディー」を「フレーズ」に変換するコツを覚える。
◯「メロディー」直結の「フレーズ」を持っておく。
◯浮かんだ「メロディー」がそのまま「フレーズ」になっている。
◯「フレーズ」の「入れかた」「繋ぎ」コツを身につける。
他にも付随していろいろな練習になったかと思います。
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動画はこちら!
まずは・・・
元の楽譜はこちらですね。12小節のBluesです。
前回まではコレ!
ほとんど埋まりました〜。おお〜!
前回の譜面
今回のスポット!
1小節目
メロディーの特徴を考えてみましょう。
注意:実際には「特徴を感じる」と言った方がいいのですが、最初からはそうは行かないです。ので
絵にしてみた!
人それぞれいろんな形で捉えて良いのです。何でも!「エルビン=ジョーンズ」はインタビューで『「色」として認識している。』と言ってました。
まずは簡単のから。簡単という表現は合っていない気がしますが・・・まあいいか!
⓪、次の頭の音の半音違いから入る音。よく使う!「ベース」のラインなんか思い浮かべるとわかりやすいかも!
①、メロディーが「いったん上がったり、落ちたりして戻る」パターン。しかも「半音」細かいと「トリル」なんて言ったりもする。連続したりもする。「トリル」=顫動音(せんどうおん)なんて言ったりする「震える音」みたいな。だから「トリル」というと連続しているニュアンスが強い。
②、「半音づつ降りて行っている」パターン。「クリシェ」なんて言ったりする。半音づつ移動する音のこと言ったりするのだが、「1音づつ移動」も「クリシェ」と言ったりするらしいが、あまり聞いたことないな〜。別に下がっていくとき限定ではないのだけど、訳あって「降りてくる方が多い」「コード進行」でも半音づつ下がっていくやつあるでしょ〜「枯葉」とかね「裏コード」をつかった「ⅡーⅤ」の変形ってやつですな・・・(余談!)
③、低い音からこの曲のKeyに飛んできてますね。今までの①、②は半音の移動に対して、こちらは一個飛ばしです。「コードトーンのアルペジオ」なんかがわかりやすいでしょうか。①、②は半音で(1音のときも同じ)イメージ的には「横方向にメロディーが動いてるイメージ」③は「縦方向にメロディーが動いてるイメージ」更に音程差があるときは「ホップとかステップ」1オクターブだと「ジャンプ」なんてイメージも良い。
④、は①と同じなんですが、関係が半音ではない。けれどもこれは「行って返ってくる」というよくあるパターン。
⑤、大きな流れ「大きく上がったり、小さくさがって上がったり〜」
では、その特徴を
特徴は何となくわかったとして、では「フレーズにするには?」
大事なのは「この特徴の途中で切らせない!」ということです。「特徴」とは、メロディーの「動き」「流れ」を指すものですので、「この特徴の途中で切らせない!」
大事なのでもう一度!「この特徴の途中で切らせない!」
⑤は大きな流れなので感じておくだけで途中で節目があることも、感じられますね。
1小節目−02
では、このようにしてみました。
わかりやすいようにしたのですが、どうでしょうか「最初のL 」を「小節の頭」と捉えないよう注意が必要です。うまく歌えない人は「この辺が弱点になっています。」「特徴⓪番」に慣れるよう練習しましょう。
捉えやすいように「R L L 」が2回!その手前に「 L 」としたのですが、効果はどうでしょうか?
8小節目
この小節は、下の図のような特徴があります。
なので、例えば〜音程差を利用してみましょうか
気を付けたいのは「音程さを気にしすぎるとフレーズにならない」ということです。ドラムでは、音程はあまり再現できませんので、そこに重きを置いてしますと他のことが犠牲になってしまいます。
大事なのは「流れ」「感じ」「音の強弱」「音の長さ」「文節」といったもので「音程」は2の次です。
余談
飛ばしてもらっていいです。はっはっは
良く『こう〜ぶわ〜〜〜っと自分を囲むようタムがひと回りあったりなんかしますよね〜』そうしたら「音程」も表現できるんじゃね〜・・・とか・・・88個あればピアノと一緒だぜ〜・・・とか・・・
昔から良く言いますが、一番表現力があるのは「3点セット」です。
『一番オーケストラに近いドラムは「3点セット」である!』ってやつです!聞いたことありますか?
別に4点でもいいんですけど、要は「生」でやる分には「音程の近いものをそばに置いておくとみんな鳴ってしまう」のです。だから上のやつは電気的に音を拾っていると分離されますから成り立つわけです。生で叩いたら「どこ叩いてもおんなじよ〜な音」みたいな。ま〜叩いたことないからわからんけど・・・はっはっは
繋げてみましょう
これで終わり?
全部埋まってしまいましたね。これで終わりかと思います?
そんなわけ無いでしょ〜
つなげただけではダメです。次回は調整していきます。
細かいのも入れて行こうかな〜
ちょっと難しくなっちゃうけど〜
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