パラディドルはいろいろな基礎総合訓練として非常に効果が高いのですが、なかなかこれもやり方次第というかそれを掴むまでに時間が掛かったりと、大抵の場合行き着くまでに至らないのがよく見るパターンです。何度も言いますが、パラディドルを自由に使いこなせている方は非常に少ないのです。
今日は動画を通して、進め方のコツを掴んでいただけたらと思います。
一番のポイントは「一つの音楽として認識する」です。
あとは応用の仕方です。これも色々なものがありますが、一部ご紹介いたします。
では、始めましょう!
動画はこちら(その1)
説明(第1段階)
まず、注意として
「左足のH.Hは必ず入れる」です。
あえてここの譜面では「左足のH.H」を表記しませんが、当たり前のように入れましょう。

16分音符でも①〜④の手順をやりましょう。
動画を参考に一つ一つ「音楽」としてやっていきます。
まずは
- 「H.H」をキープしながら徐々に進めていきます。
- 「2拍目まで・・・次は3拍目まで」とか段階を経ていく
- 「小節感」をキープする!
- 休むところはきちんと休む
- 赤い点が付いています。これは「自然発生的なアクセント部」です。
- 拍の頭に不必要なアクセントがつかないように
- 「自然発生的なアクセント部」を「R」は「Floor-Tam」「L」は「Hi-Tam」に移動して音色を変えて記憶しやすくする。
「音楽として捉える」の意味が分かりましたでしょうか?
例えば
- 8分音符と16分音符を行き来する練習
- 各手順を行き来する
- などなど自身で工夫をしていく
自分で考え出していくことが「個性」「音楽性」に繋がっていきます。
説明(第2段階)

この①〜④は上の手順です。「左足のH.H」だけで十分!とは言えないことが、多々あります。本来は十分事足りるはずなのですが、まだまだこのくらいのレベルでは「左足のH.H」にそこまでの力が備わっていない段階の方が多いです。なので「自然発生的なアクセント部分」の場所に「BD」を入れてより特徴を掴んでいきます。
この練習で16分音符の場所やアクセントを確実に覚えることができるでしょう。ただ単に「アクセント練習」しても身につかない理由がなんとなく分かったのではないでしょうか?
説明(第3段階)
今度は特定の「BD」のパターンと一緒にやっていきます。
「音楽として捉える」もここで確実になるでしょう。動画を見ていただけるとわかると思いますが、「左足と右足」だけで 既に「音楽」となっているでしょう!

例を2つほど紹介しておきますが、結構難しいかと思われますので、じっくり時間をかけてやっていくのが良いでしょう。
動画その2はこちら!
レッスンでは・その1

レッスンでは・その2

2人のレッスンを例にあげましたが、その内容が違っているのは何を苦手としているか?とかで変化していきます。
まとめ
前回の「意識の場所。色々な「UP」のタイミング。(中級:Topics)」をよく復讐しておくと話が早いです。今回はその次段階という感じなっています。
これも前回同様「一緒に練習動画」を作るか思案中です。今回のは、そのぐらい大事な練習です。
まあ、ん〜・・・・思案中・・・・
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