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#144 中級:シングルストローク-その1(考察)

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皆さんはドラムを初めてまず最初にこの「シングルストローク」をやっていると思います。
そうです。まず最初に「シングルストローク」!ですね。
でも勘違いをしている人が多いでのですが、たしかに一番最初は「シングルストローク」・しかし一番難しい究極のテクニックもまた「シングルストローク」なのです。
ここでは、ドラマーが避けては通れない「シングルストローク」これについて段階的にレベルアップする。第1段階とお考えください。

グリップに関してはこちらの動画を「グリップについて」

実際のトレーニングについてはこちら!
中級:シングルストローク・トレーニング01

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基礎トレーニング

基礎トレーニングはただやればいいというものでは無く

「感じる」「認識する」「考える」「理解する」「試行錯誤する」

これらを怠ると単なる「負荷」になってしまいます。

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動画はこちら

今回は垂れ流し映像に近くしようかと。一緒にシングルストロークの練習しましょうみたいな!

目安

片手で16分音符を叩く時のテンポです。

一般的に「90後半」で止まっています。
今回は一回目ということで「90」に到達することが目標です。
もちろん只今「90後半の方」は「100を超えるための」ステップとしてやっていきます。

今回の重要項目!

今回は最初の段階ですので最重要課題ひとつだけです。

リバウンドをつかむ!

まずはこれです。

  1. 打面を叩いた後にすぐに手首を返してしまう人がいますが手首は止めます。ちょうど人差し指で床を指差す感じがいいでしょう。
  2. 手首の動きで自然と指が「グー・パーと」動くのを感じるといいです。
  3. 叩いた瞬間「パー」のように指を開いて人差し指を床に向けることでスティックが上に跳ね返るのを妨げない&その運動を助けています。
  4. この時グリップの高さも使っています。
  5. 強く叩かずとも上まで跳ね返るのを覚えましょう。余計な動きはかえってリバウンドの動きを吸収してしまいます。
  6. スティックは落とすだけ下向きに力を入れないようにします。
  7. スティックを押し付けてしまう癖も治しましょう。
  8. スティックの自然な運動を掴みましょう。
  9. 落下する力、跳ね返ってくる力に反発するのでは無く、寄り添うように運動を妨げない。

次は

次は上まで跳ね上がって来たスティックを「中指、薬指、小指」で受け取ります。垂直まで跳ね上げると「小指」は離れているかもしれませんが、「小指」立っていて参加していないのはダメです。今のうちに「小指」も参加させる癖をつけましょう。

そして受け取ったら「ポーン」と跳ね返してもう一打。うまくいったら少し連続させましょう。
この時、指を握って「とどめを刺す感じ」はダメ!スティックの運動を殺してしまいます。

「あしたのジョー」の「ジャブ」みたいな感じです。(この説明は、もはや誰もわからん!古すぎる)
パンチは「打ちっぱなし」では無く「打ったら素早く戻す」です。

では4連打やってみましょう!

・・・・・・

次は3連打!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

慣れて来たようですね〜
では、2連打!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!

はい、これが「ダブルストローク」です。

押さえつける感じは「ダブルストローク」ではないです。
どうですか?力は要らないのがわかりますか?

ダブルストロークについてはこちらの記事を

「初級:ダブルストロークができるようになりたい!」

もう一つの重要項目

指を使えるように!です。

指を一本一本分けて鍛えていきます。

ちょっと特殊な持ち方で鍛えていきます。「実際にこの持ち方で演奏するわけではない」ので勘違いすることのないように!

この練習では実に多くのことが学べます。

  1. リバウンドを取る練習
  2. 指を一本づつ鍛えていける
  3. スティックを掴む強さ加減を知る
  4. 余計な動きを無くす

などなど…たくさん学べます。

それでは説明しながらやっていきましょう。動画を参照して下さい。

コントロールはゆっくりなテンポのほうが難しい

皆さん「速く」を目的としていませんか???
ふふふ・・・甘いな・・・
指を早く動かしてスティキングを速くしようとお考えですか?なるほど!そうですよね!
無駄ではないですよ!それ!
ふふふ・・・頑張って下さい!!

注意点1

握り方を動画にて説明していますが、「指の腹」でホールドしないようにして下さい。実際の演奏では指の腹でホールドすることは普通ですが、今回の目的は、あえて明確に「支点」を明確にしてスティックの動きを理解しやすくしている点があります。「支点」があるということはその点を境に打ち消し合う運動があるということです。

これから先どんどん理解を進めていくわけですが、「どう動かせばいいか?」だけで無く「どこが動いていないか!」も重要なヒントになっていきます。

注意点2

この練習をしている時は手首が動くのは最初「初速」が必要な時だけで後は上下に動きません。止まっています。

では、「人差し指」「中指」「薬指」「小指」と各々十分やっていきますが、「小指」(薬指もじゃっかん)のとき手首付近が震えています。
これは手首が上下に動いているのでは無く。「指がどこまであるのか?」という認識で変わって来ます。

一つの簡単な実験をしてみましょう。(動画にて)
「手首」「指」この違いが感じ取れましたか?

この違いについて今まで「認識」したことありますか?普通ないですよね〜
そうなんです。「実際に自分の体がどう動いているのか?」これは難しい問題で、これを全て正しく認識している人はいないのではないでしょうか?

確かに必要!でも・・・

これね〜「ある程度でいいです」って言ってしまうと「ダメ」なんですよね〜

速ければいい!とか考えてしまいますよね〜

難しい・・・とりあえず「現時点での限界点」というところまで行かないとダメなんですよね〜
でも、その段階までの話は次回になります。

無理して「速さ」を求めても「速さ」は手に入らず「体に負担」が来ます。それで体を壊さないように気をつけて下さい。
次回その辺にまでのレベルのトレーニングになって来ます。

最後に

「なぜこの項目は中級なの?初級でしょ?」と思った方がいると思いますが、初心者の方はまだどのようにスティックを扱えばいいかわかってません。ある程度やっていかないと実際に何を求められてるかわかるわけがありません。その頃に「これが基礎練習だ!」と・・・わかります?この危険性!?
何もわかってないのに、思い込みで「これはこういうものだ!」と・・・何に役立つのかもわからない退屈な練習になってしまうでしょうし。
自ら「変な癖」「間違った考え(思い込み)」をつけていく行為。気をつけましょう!

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