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#130 中級:ドラマーに必要な音楽理論その3 構成とコード進行 実際に感じてみよう!

中級
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まずはBlues!

ここで言うBluesとは音楽ジャンルのことではなく、構成のことです。
もともとはBluesの構成とは、音より歌詞の構成なのでしょうか?そんな感じがしますね。

Bluesは、12小節の構成でこのようなコード進行です。下記
これは「Key=C」のBluesです。Key及びコードについては前項目で多少ふれてると思いますのでそちらを参照してくでさい。

歌詞的に言うと内容は「労働歌」と言われるような歌詞で、例えるならば

「今日はあーで、こーだった」

「あっちはこーで、あーだった」

「だから、オレは、こーだった」

というような感じです。めちゃめちゃな説明ですね〜はっはっは…

中には16小節のBluesもあり、

「今日はこーで、あーだった」

「あっちはあーで、こーだった」

「だから、オレは、あーだった」

「だから、明日は、こーなのか」

みたいな感じです。青字が足されてますね。

曲によって「今日」や「明日」なんかが「オレや」「オマエ」になる感じでしょうか…
まあ、私がBluesを語るのもおかしな話なんですがね…

ここでは、歌詞の内容が1コーラスに、「3段であるか」「4段であるか」。12小節か16小節かということです。1コーラスという単位もここで覚えましょう。

「ジャズにおけるBlues」の場合、1コーラスが12小節(16小節)と短いため、テーマは2回繰り返すが原則としてのルールです。
テーマとはこの曲の「メロディー」部分で、まず最初に演奏します。この場合Bluesですので2回(2コーラス)テーマを、そして「アドリブSolo」と繋がり何度もこの構成を繰り返します。そして最後にテーマを2回演奏して終わりとなります。

あとは、「Blues」の特徴としては、セッションとかでイントロとかがなくカウントで一斉に入ります。(1コーラスをイントロとして使う場合もある)

さてさて、Bluesに関しては一旦置いておきましょう。

ここでは、「1コーラス」「構成」「テーマ」「アドリブSolo」などの仕組みを覚えましょう。

Jazzにおける一番多い構成。

そうです。今日は、おもに構成の話です。一番多い構成は1コーラス32小節からなる形です。その中でも「AABA」「ABAC」などの形が多いです。この「A」だの「B」だのはリハーサル記号というモノです。こちらも前項目を参照して下さい。この「A」や「B」などは基本8小節づつのくくりになります。

さて、「AABA」の「B」をサビと言います。「ABAC」の「B」はサビとは言いません。なぜかというと「ABAC」は「AB」と「AC」という形で、各々「1番、2番」という形になってるのでサビは存在しません。ややこしいですね〜

尚、POPSなどで「サビ」とか「大サビ」なんて言ってますが、コレは任意で何処をサビかと言っているので、明確な違いもないため、何処をサビと言っても間違いにはなりません。

まーそんなこと言ったら「枯葉」だって「AABC」という構成なので「B」がサビっていうのも微妙です。ですが、「ABAC」の「B」は100%サビではありません。

「AABA」と「ABAC」の有名な曲

「AABA」だと「Take The A Train」や「Satin Doll」など
「ABAC」だと「酒とバラの日々」や「Fly Me To The Moon」など…
この辺はジャムセッションに行くと1日1回は出てきそうな曲です。

こちらは「IReal Pro」で書いております。

変則的な構成の曲

あげればいっぱいありますが、ちょっと違った構成だと、「Stella By Starlight」(AABAではなくても32小節)「All The Things You Are」(36小節)「Alone Together 」(14-14-8-8)

ぜひ、実際に「iReal Pro」を使って見てみましょう。持っていて損はないアプリです。

Bluesも数曲(ジャズ・ブルース)

Fブルース(Key=Fということ)だと、Billie’s Bounse ,Straight No Cheser ,

B♭だとBag’s Groove ,Blue Monk,Sonnymoon For Two

Cだと C Jam Blues…

この辺も知っていなければならないかなー

16小節だと「Giant Steps」とかでしょうか

さて、Bluesから学んでみよう。

今、呑み屋で原稿を書いているのですが、ラジオでAllman Brothers Band の曲が流れていて感動していたのですが、普通のBluesとJazz Bluesと何が違うの?って思うのは当たり前ですよねーその辺をうまく説明しようかと思ったのですが・・・

ここでは、「Blues」がジャズの世界でどうやって進化していったかを順番に説明したいと思います。
ふっふっふ。これは事実と合ってるかどうかは知りません!でも、こう説明していくとスッキリする!
そう「私の都合」ってやつですな・・・

では普通(一番シンプル)のブルースのコード進行は(Ⅰ-Ⅳ-Ⅴのかたち)こんな形
ディグリーネームってやつですねこのⅠとかⅣとかは。

古い「C Jam Blues」なんかもこの形です。そして

こちら(上記)は3コードのBluesの基本形といえば良いでしょうか。
そして、あるとき「Ⅰ度とⅣ度は行き来ができる」事に気がつきました!
最後も「Ⅴ7」入れると形がはっきりしてええ感じや〜!!
「ケーデンス」とは、言うなれば「曲の最小単位」みたいなもんですか・・・

こんな形になりました!「コレがトニックとサブドミナントの関係(行き来できますよ〜)!です。」言葉だけ知っておきましょう…そして

次に「Ⅴ-Ⅰ」の前の「Ⅳ」を「Ⅱm7(マイナー7)」にすると気持ちがいい事に気がつきました。「Ⅱm7-Ⅴ7-Ⅰ△7」いわゆる「ツーファイブワン」というやつですね!この場合は「Dm7 – G7 – C7 」というところです。コードも3声ではなく4声で考えるように…
(これはちょいと難しいです。今までのコードに「7」がついていましたがこれはBluesの特徴を表していたモノで「ドミナント7th」とは違ったものです。この辺は「ふ〜ん、あっそう。」ぐらいでOK!)

そしてちょっと難しくなりますが「セカンダリードミナント」というものが使えることがわかりました。途中の音にも降りてくる動きの「Ⅱm7-Ⅴ7-Ⅰ△7」が使えることがわかりったのです。この場合は「A7」がこれにあたり「D-7」に向かう「V7 – Ⅰm7」→「A7 – Dm7」です。

コレによって今までの「key」の概念では出てこない音まで使えるようになってより表現が幅広くなりました。

Monkの「Straight No Chaser」を例にあげましょう。この形ですと「ディミニッシュ」なんてのも入ってますね〜。が、置いておいて。概ね、どのようにこんな形になっていったのかが掴めたかと思います。(ホントかよ!)
実際わからない音楽用語が出てきてると思いますが、最初から全てを理解しようとせずに、このようなことから慣れていけば良いかと思います。完全に知ろうという方は、ちゃんと勉強していかないとなりません!のでね。

とりあえずこんなところを踏まえて聴いてみて!

さーて「文」や「言葉」だけでは理解しきるのは無理ですよね〜。でもこれも大切なこと!一番まずいのは「わかったつもりになってること」でも大丈夫!大丈夫なはず!大丈夫かも!大丈夫であろう!大丈夫かもしれない!

動画を見てみて。

さてさて、労働歌ですから
「ある男が労働から帰ってきて片手にギターを持って呑み屋で歌ってます。まわりの客も皆同じところで働く仲間たち(同じ境遇の者たち)です。」赤字は客の声です。
そんなシチュエーションだと思って聴いて下さい。

はっはっは「どーだー!」すげー音痴でしょ・・・はっはっは
みてろよ〜これから歌も練習してやる〜・・・な〜んてな!

冗談はさておき!理論もさておき!わかったかな〜感じが!
そうすればおのずと「ドラムに何を求められてるか。」がわかるはず!

まー俺がBluesを語るのもなんなんだけどもね・・・ホント…

呑み屋のラジオも何故か「コルトレーン」がかかっているのですが、今回はこんなところでしょうか!あれ!うは!どーなったら次の曲はボブ・マレーなんだ?!

しかしこのラジオ!お話は聞こえないのだが、オールマンbrs→ボブ・ディラン→コルトレーン→ボブ・マレー 一体どんな話になればこの順番になるのだろうか!?

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