今回は3連符と16分音符を自由に行き来する訓練になりますが、このような課題の練習方法には有名な「チェンジアップ」というのがありますが、今回のそれとは別物です。
「チェンジアップ」についてはこちらの動画を
「初級:チェンジアップ – その1」
参考にしてもらってその捉え方を確認していただいて、その「プロセス」というか「コツ」の違いを感じ取っていただきたいのです。
というか実際には「プロセス」は同じで、捉え方の「規模」というか「大きさ」が違うのですが・・・
要するに1つの練習方法で得られる「感覚」だけでは不十分で、別の角度からもその「感覚」を認識してより優れた「感覚」に育てていく。そのような感じでしょうか。
難しい話になってしまいましたが、内容はそうでもありません・・・??・ほんとかな・・・??
まあ、何も考えずに「どのような感覚でやればうまくいくのか?」を得られるよう何回もチャレンジしてみて下さい。
たまにですが「3連符と16分音符の区別がついてない人」という方が、いらっしゃいます。困ったことに自分では気がつかない、自覚症状のない・・・というか自分では気づかないから「区別」がついていないわけなのですが、今回の課題はそういった方にも非常に効果があるモノです。
動画はこちら!
まずは
譜面です。決して難しくありません!わかってしまえば!理解すれば!
「譜面ヅラに陥ることなかれ」です。一回わかって仕舞えばなんてことないでしょう。

説明
まずは「1 + 2 + 」と最初の小節に書いてありますが、これはカウントの仕方です。
左足を必ず入れましょう。「1=ゴースト」「2=実音」です。「えっなにそれ!?」ってわからない人は
「中級:マーチのソロ曲をやるにあたって」を参照して下さい。
上2段の「 ’ 」はカウントの「1 + 2 + 」の場所を強調するために書いてあります。
そして「①、②、③」この数字たちは「1拍(この場合は「半拍」)にいくつ音を入れるか」を表しています。下にも書いてみました。

「わかりやすく書きました!」って自信持って言えなかったですけどね・・・・・
はっはっは
やってみましょう。
動画を参照すれば「コツ」も掴みやすいでしょう。
ここでは、
「どのような感覚でやればうまくいくのか?」
が第一目的なので、こう言った場合は、「難易度はなるべく抑えた曲」のほうが効果的です。
「感じる余裕」が無いとならないからです。
この感覚もわかっていると「普段の練習」がはかどると思われます。
ちょっと脱線
ええ〜と上の話・・・何を言っているかわかりますか?いわゆる
「抽象化」作業
ってやつです。「難易度はなるべく抑えた曲」方法はこれ一つだけではありませんが、いろいろ使い分けれるようになると効率も上がります。
これについては各自で意識さえすれば各々自分なりの方法を作り上げると思われますので、これ以上は言わない方が良いでしょう。
理解!
感じられましたか?
ならば次にいきましょう。

最後に
なんてことはない!ただ「パラディドル」が入って左右均等になってるだけです。
「感覚」つかめましたかこの場合は「8分音符」一つに「いくつ音を入れるか」です。
つかんだら、8beat系の曲をかけながら、「4分音符」を「8分音符」や「3連符」「16分」「6連」に自由に変換して入れられるように訓練すると良いでしょう。かなりの練習になるはず。
ちなみに私はよくこんな曲でやってました。
名盤

Donald Fagen / The Nightfly
今回の「Solo-04」には「ナンバリング03」が存在します。が、めちゃくちゃレベルが高いので今回は伏せておきます。機会があったら紹介しますぅ〜
ではでは。
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