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#349(旧#140):中級マーチのソロ曲をやるにあたって

2023中級
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「うまくなりたい!」皆さん思うことです。が、
「どうすれば上手くなるかわからない」とか「練習方法がわからない」とか「成長しない」という悩みを持っている方。そのなかに「マーチ」をやっていない方。実に多いのですが、我々からすると
「なんとかマーチをやらずに上手くなる方法がないか?」という悩み方にしか見えない。
我々からすると「マーチ無くして上手くなるわけがない」というぐらいなのです。
ですが、やれば良いってもんじゃないのです。「やり方」も重要なのです。
ここでは「マーチの重要性」と「練習の仕方」について書いていこうと思います。

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旧動画はこちら!

マーチの重要性

皆よく「ルーディメンツは必須だ!」ということを言ってます。が、これは「正解」と言えば正解!
「違ってる」っといえば「違ってる」のです。
これは例えるなら、ギターリストに「ドレミファソラシド」なんて例えはどうでしょう。
いわゆる「ロックギターリスト」で「ドレミファソラシド」をちゃんと理解し弾けてる人は、ほとんどお見かけいたしません。何故って?必要ないからなんでしょうね・・・

ルーディメンツの正体

昔は「26種類のスタンダードルーディメンツ」というものがありまして現在は「40種類」に拡張されております。これは「英語学習」における「単語」みたいな物でしょうか、そう捉えると理解しやすいかもしれません。何が言いたいかというと「単語」だけ詰め込んで覚えても使えないということです。

まあ、これに関してはいろいろな意見がある方もいらっしゃるとは思いますが、「ルーディメンツの練習をしてる」っていう人、結構いますが「身になって上手くなってる人」あんまり見なくないですか?それは、私の考えでは

「ルーディメンツとはマーチの中からよく使うパターンの一部分を抜き出して集中的に練習する」ということで「マーチがなければルーディメンツの意味がない」ということなんです。何故かというと
「曲(マーチ)」でなければテンポ、拍子、曲調、表現の仕方・・・がわからないからです。

「フラム」の「本音符」と「装飾音符」の時間差は「テンポ」によって変化します。そして「曲」を意識しないと「カッコいいタイミング」なんてわかるわけ無いですよね。「つづり(手順)」だけをまる覚えしても「発音」「使い方」「使う場所」「意味(聴こえかたやシチュエーションに当たると)」「文(前後関係)」・・・・・・・・
もうこれ以上説明しては要らないですね。さっさと次にいきましょう!

もうすでに「マーチの重要性」についても「理解」頂けたかと思います。

マーチの練習方法

ここを間違うと効果が3割以下(もっとかな?)なってしまう可能性があるので、後述の箇条書きだけには目を通して下さい。

入門編として簡単な曲を作っておりますので、そちらで順に解説していきましょう。まずは譜面です。

最初は譜面に抵抗がある人がほとんどですが、すぐに慣れます。まずは一度も説明も聞かずにトライしてみるといいでしょう。

各説明は動画でどうぞ、最後にポイントを箇条書きにしておきます。

カウント

カウントの方法は一つではないのですが、「左足のH.H」でカウントをする方法をお勧めしています。
右足でカウントする方法もあるのですが、このどちらもやってないで上半身だけでメトロノームを使ってマーチをやってる方を見かけますが、少々大袈裟ですが、これは効果がほぼなくなってしまいます。

「マーチは歩いて演奏する」のを見てもリズムを歩くことで取っています。それをメトロノームに依存しては意味がなくなってしまうわけです。

メトロノームを使って練習していると一見 しっかりとした練習に見えますが、本末転倒。「メトロノームさえ使えば良い。」その考え方は改めましょう。

マーチの多くは「2/4」と「6/8」です。左足のカウントの仕方を紹介しておきます。
実際の「左足のH.H」とカウントの取り方はこちらを参考にして下さい。重要です!
「左足!(Hi-Hat)- カウントの重要性!」はこちら!

2/4 の場合

6/8の場合

この場合「休符」は休みではないですから気を付けて下さい。重要なのでこちらを見て下さい。「後で知らなかった〜」は後悔しきれないものがあります。
「左足!(Hi-Hat)- カウントの重要性!」はこちら!

数え方その1

同じ曲ですが数え方が書き込んであります。こちらも説明は動画でどうぞ。

数え方でのコツをつかみましょう。基本的にこの応用でほぼ大丈夫です。「左足のH.H」と共に覚えていきましょう。

まとめ

まずは演奏までの流れ。

  1. 拍子記号を見る。
  2. 数小節「数え方」にて読みます(歌う)
  3. テンポを決めます。
  4. 左足にてテンポを取ります。(例えば2小節)
  5. 演奏。

次は演奏中の注意

  1. 必ず、入る前にカウントを取る。
  2. 演奏中は左足を必ず入れる。
  3. 最初はテンポを上げ過ぎず。
  4. アクセントも余裕ができてから。
  5. 途中で間違えても、テンポと拍はキープしたまま。
  6. 止まってしまって再度入る時は拍にしたがって。
  7. ロールのストローク数を守る。
  8. 重要なところを切り取って練習する。
  9. メトロノームの使い方に注意。

心の持ち方、考え方

  1. 完璧を目標としない。
  2. 現時点の自分のレベルの少し上を目指す。
  3. 3日、1週間あるいは2週間、1ヶ月間…と期間を決めて。
  4. これで終わりではなくまた時期を改めてやる。
  5. なんどもやる。
  6. 最終的には適正なテンポ、アクセントで。
  7. 考える、考察する、意味を読む。
  8. 発展させてオリジナルメソッドを作る。

最後に

思ったほど項目がありますね。重要なものばかりですが、慣れると自然にやっているようになってます。そしていろいろなところに効果があります。ハッキリ言って「絶大」です。
しかし、実感した効果が出始めるのは、相当先の話になります。
「焦らずゆっくり確実に続ける。」
です。

私はこの一連の「マーチ」は「お経」だと思っております。これについては追々・・・

おまけ

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