前回は理屈云々よりまずはSwingにてお試しでやってみました。
今回はそもそもの捉え方の一例をご紹介します。
「ブラシでSwingをやってみよう!」はこちらから!
ブラシへの考え方。
ここでは「赤い太字」以外は飛ばして読まなくてOK!です。はい。
昔はyoutubeなどもとより、動画による情報など、ほとんどありませんでしたので、皆、我流でやっていった経緯があり、それが多種多様なスタイルや奏法を生んでいった要因であると思われます。
しかし、かえってこれが興味深い数多くの進化をもたらしたので、ブラシに関して今更どれが正しい考え方、正当な奏法、基礎や基本・・・あれやこれや…もはやそう言う類を論じるのは無意味なのではと感じてしまいます。
なので「ブラシの基本」なんて偉そうなタイトルがついていますが、どんな捉え方や考え方をしていようが自由であり間違いなんてものはありません。逆に言えば「自由に感じたまま!」これがブラシの基本と言ったほうがいいかもしれません。
ブラシを自由な発想で!
これにつきます。ぐちゃぐちゃいろいろ書きましたが、あんまり意味ないですね〜
でも最近は動画などでも情報交換がたやすくできるため「融合」からの更なる「進化」というものが起きているようです。
ひとつ親父の小言的なことを言うと。このブログに行き着いた方なら大丈夫なのですが、これからのミュージシャンに必要なスキルに「情報収集、そしてそれらを処理する能力」というスキルが重要になる・・・どんどん話が違う方向に行きそうなのでこのぐらいにしておきましょう。
動画はこちら
これを基礎とします。
まずはこちらの図を見て下さい。
A〜Eまでの五つの形を基礎とし考察してみましょう。
AとBは「どちらかがリードとしてるか」だけの違いで基本的にサウンドは変わりません。
Cは「8の字」とか「Sの字」とかいったりするものです。
Dは前回の「ブラシでSwingをやってみよう!」でやったパターンです。
D,Eの違いは左手が「2分音符で1周」か「4分音符で1周」の違いになります。
「星の印」は右手シンバルレガートです。
それでは各々動画で説明していきます。
注意:各印は「こんなところかな〜?」と言った感じで場所を指定していますが、実際の場所とは違うこともあります。参考にはなるかと思いますが、あまり鵜呑みにせず、自然な流れを掴んでいくようにするといいでしょう。
両方ある
円の「上側が1、3拍目 下が2、4拍目」となっていますが、反対になる時もあります。
つまり「上が2、4拍目 下が1、3拍目」
両方あります。
この辺はまた後ほど取り上げるときにも訓練していきます。
Dのパターン
前回やったDのパターンですが、Bのパターンが元になっていることが、わかれば右手の起動が自然なものに変わってくると思います。
それぞれ右も左も全てのパターンでも
円を描くのは小さい円ではなく大きな円を描きましょう。でも程良くね。無理に大きくするのは❌
自由に行き来!
頭より腕で覚える
回し方などをあれこれ頭で考えても、私はドツボにハマるだけでした。お風呂で考えはじめたら出て来れなくなります!はっはっは
なので経験を積むよう音に合わせていろいろ試して何度も繰り返し練習しました。
ということで、ブラシ練習におすすめのCDをこちらで紹介していますので参考にして下さい。
ここでのおすすめの曲は決して初心者向けだけではありません。是非みてやって下さい。
手首や指
現段階ではそれほどやかましいことは言いませんが、「柔軟にしておく」とだけ言っておきます。
円運動になれるように「スムースさ」が大事です。
手首や指だけではないですよ。肩から何から力を抜きましょう。
逆回しなど…
少し紹介しますが、最初は一つの方向の回し方で慣れていくほうがいいでしょう。十分馴染んできてから反対の回し方を取り入れていってみましょう。
私は実際にはVery Fastでなければ普段は反対まわしの方が多いです。
回すだけでなく「スイープ」のパターンも紹介いたします。
早い段階で次の「ブラシ」の項目が出てきますので楽しみに待っていて下さい。
余談。「ブラシなんかオレ使わね〜もん」って人に
皆さん「モーラーを習得したい!」
こう言った方。非常に多いですよね。
この一連の「ブラシでの腕の動きなど」これモーラの動きに非常に似ていると思いませんか?
「モーラーテクニック」を特別視することが多々ありますが、ジャズをやっていけば自然と習得していきます。いや、かえってジャズには「必須」というか「基礎」とか「あたりまえ」「ふつう」「無意識」そう言った類。そりゃ〜「習得」には時間がかかり大変なものですが・・・それのための訓練もしますけど、「一つの独立したテクニック」として学ぶとあまりうまい結果にならないと思われます。なぜなら「複雑に絡み合ったバランスでのコントロール」は人それぞれ取り方が違うから。自分にあった自然な動き。円運動は複雑な動きです。さらに指の動きを含め理屈が及ばないところ。この話も長くなりそうなんでやめておきますが、「ブラシ」!練習すると「いいこといっぱい」です!非常に!もちろんこれだけじゃない!!
お次は
次の段階は次回となるのですが、ジャムセッションなどでブラシを必要とするバラードなんかは、その次次回あたりになります。これはドラムやブラシの練度だけでなく曲の理解度が必要となってくるため、必要レベルも高めに設定してあるわけです。ですので今のうちからいろいろな曲を聴いて備えておきましょう。そのためにもジャムセッションにチャレンジしてみましょう。
なかなか敷居が高く感じますけどね…
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