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#131 初級:ボサノバにチャレンジ!前編、中編、後編。

8beat
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動画はこちら!

前編

中編

後編

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ボサノバをやってみよう。その1 両足(前編)

早い段階でボサノバをやるのは非常に良いです。理由は色々ありすぎて徐々に紹介するとして、まずは両足の関係を練習してみましょう。

左足の踏み方もコレをやっていると、よくなっていきます。なぜなら、絶えず両足を動かしているので上手く重心を取っていないと上手く踏めません。それに左足が長い時間空中で止まってるようなモーションがある場合非常に辛くなってくるでしょう。更にレベルが上がってくるとある事にも気づいてきますが、今回は置いておきます。それはサンバの時にまた、改めて紹介しましょう。

ボサノバをやってみよう その2

右手のライドシンバルを足してみましょう。普通に8分音符で刻みます。

次に左手。こんな感じです。(下記)因みに「クローズドリムショット」といいます。コツについては動画を参照にしてください。

どうですか?いきなり、できましたでしょうか?ちょっと厳しい人は段階を踏んでいきましょう。まずは、

「ド・ン・カ・ド・ド・カ・チ・ド」このように発音しながら練習するのも効果があります。

そして次は頭に左手を入れて2小節単位で練習しましょう。
「ド・ン・カ・ド・ド・カ・チ・ド・カ!」です。2小節目の頭の位置を確実に!

ここまで出来ましたか?なら次は一気に行ってしまいましょう!
「ド・ン・カ・ド・ド・カ・チ・ド・カ・ツ・ツ・カ・ツ・ツ・カ・ツ」

ちょっと説明。

さてこのフレーズ。ボサノバとして最初にやってもらいましたが、実際にこのフレーズは「本物のボサノバかと?」言われると実は違います。

「なにー」って話ですよねー。しかしこのフレーズはホントにいろんな事を学べるのです。まず、2小節に「五発のリムショット」これ以上は「密」になりこれ以下は「疎」となります。この絶妙な間合いを学びましょう。

他にも色々ありますが、ここで一旦、次に進みましょう。
もちろんこのフレーズで「BossaNova」を演奏しても全く問題ありませんのでご安心を。

実際にやってみよう。(中編)

今回は「歌バン」だと仮定してやってみましょう。私は歌が苦手なので、歌の替わりにサックスでテーマをやります。「Fly Me To The Moon」にしましょうか。
この曲は「A-B-A-C」32小節という構成になっています。

本来はこのような形で進めるのがセオリーです。「コーラス毎で誰が担当するかが変わる。」しかし、コレでは歌が主役と言うのは少し説得力に欠けますね。ではこうするとどうでしょう?

コレなら誰がなんと言おうと「歌」が主役になりますね〜こう言うのを「サビ戻り」なんていったりします。こんなサインもあります。(動画参照)

実際にはこの「Fly Me To The Moon」にはサビはないのですがね…

では、実際にやってみてください。下の2コーラスで終わる構成で行きます。

どうでした?

はい。構成も何となく追えましたかね?

でも、途中で飽きませんでした!コレが非常に問題です!!ドラマーが真っ先に飽きては身も蓋もないのです。冷めてしまったドラマーなど居ない方が良いのです!厳しいですがコレが現実です。

っと言っても最初ですからそうなりますわなー…そこで提案です。

ドラマーは照明!あるいは背景!

舞台でSoloプレイヤーが朗々と愛について語ってたとします!でも、そこでなく他の人にスポットライトを当てていたらどうですか?メチャメチャ3枚目というか既に、そこは笑う所ですよね〜
ひゃ〜こわい!怖すぎます!そんなドラマー!そんなドラマーに次の仕事をオファーする人はいない事は説明する必要はないですよね〜

「わかってない」と言うことは恐ろしいのです。

そこで!

こんなことでも、変われるのです!

まずは、最初のテーマ部分。右手をH.Hにしましょう。自分の音量を下げることで、VOを前面に出して位置調整するわけです。

ソロに入りましたら、このフレーズにしましょう。そんなに難しくはないのでやってみましょう!(後々の布石になっておるのでちゃんとやっておきましょう。)

後半、VOが戻ってくるところは、今まで通りでいきましょう。

ではでは、実際にやって見て下さい。

どうですか?

暇にならなかったのではないですか?それだけでサウンドも変わって来ます。それに「照明、背景」どころでなく演出家みたいですね。そうです!そのくらいの意識を持つと良いでしょう。

先ほどのSolo部分に指定したフレーズは実は「トゥンバオ」と言われるコンガのパターンです。
左手でコンガのパターンを追っているわけです。
ただただドラムを叩いてるだけだと、なかなか気が付かないことですが、ドラムという楽器は「複数の別々の楽器を一人でアンサンブルさせる」これが最大の魅力でもあります。
今回の「左手でコンガのパターンを追っていく」が理解できれば、他のコンガの特徴的な音をドラムの演奏に取り入れるなんて発想もしやすくなるはずです。
まあそんな簡単にはいきませんが…「ある」と「ない」、「0」と「1」は根本的に違うということです。

これ以上は…

さて、今回のボサノバに関してはここまでとします。なぜならこれ以上はあまりレベルアップは期待できないからです。

その理由は、これ以上ボサノバが上手くなるには、ボサノバの「歌、メロディー」がわかっていないとならないからです。(Swingも一緒で「メロディー」の動きが予想できるか、できてないか、が上手くなるか、ならないか、と直接関係しています。ね…)

補足(後編) それでも16beatには効果絶大

16beatだけでなくSwingのコンピングの練習にもなりますが。そこまでは関連性がまだ見えないかもしれません。
が、「BDとSDの分離」には効果絶大です。いきなり16beatで覚えるよりこちらの方が断然入りやすいです。
不思議です同じことなんですけどね…

左手のパターンを色々動かしていき、どこでも入れられるように訓練 その1

左手のパターンを色々動かしていき、どこでも入れられるように訓練 その2

はい、最後にはひっくり返っている形になってますね。

では、本場のパターンを二つほど紹介

「BossaNova」というよりかは「Samba」のパターンですが・・・

最初のパターンの反対にそっくりですね。

こちらは「パチードアルト」の音型になっています。サンバの古くからあるスタイルのひとつです。今回は紹介だけ。

最後に

長くなってしまいましたが、それでもまだ、ほんの入り口です。一説によるとサンバの中のジャンルだけでも400以上あるって言ってる人がいました…スピードや歌詞の内容、地域などでも細かく分かれるみたいですね。

今回は「とりあえず触れてみる!」と言う感じでもOKです。
が、ジャムセッションでもBossaNovaは良くやるので必須項目となります。

機会が会ったら「BossaNova名盤紹介」なんかもやりたいですね〜ではでは・・・

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