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#119 中級:パラディドル-その1

中級
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ドラムを習得する道のりを表した「トップページ」を参考にしてみてください。(←必見!!)

【関連動画】

「初級:ダブルストロークができるようになりたい!」はこちら!

「中級:パラディドルその2」はこちら!

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本動画はこちら!

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まずは、ダブルストローク?ですが…

「シングルストローク」と「ダブルストローク」を混ぜたシンプルな形「基本」となるのが「パラディドル」です。なので「ダブルストローク」ができてから。と考えるのが普通でしょう。が、並行してやっていっても良いと考えます。なぜなら「ダブルストローク」を連続させるよりあいだに「シングルストローク」を混ぜる方が「楽」と感じる方も多いのです。

ウチの教室では「W-str」は初級。「パラディドル」は中級となっていますが、「パラディドル」は習得するだけで中級レベルとなるので中級に分類されているということなんです。ややこしいですね〜

まずは、ストローク分解!

多くの教則本には「シングルストローク」→「アクセント」なんて順番で書かれていることが多いですね。(昨今の教則本ではあまり見られないかも…)
ですがコレは教えるものの都合としか言いようがない順番で、「アクセントをつける」というテクニックは非常に難しいものなのです。その証拠にドラム歴数年を誇る方に「アクセントを自由に付けれますか?」と質問して「Yes」と答えられる人はほとんどいないでしょう。そんなものを初心者にやれというのは段階を経て教えているとは言えないでしょう。

さらに、「シングルストローク」「ダブルストローク」両方をマスターしていても「アクセント」は付けれるようにはなっていないはずです。なぜなら、「シングル」も「ダブル」もコレから説明する「ストローク分解」は意識せずにやっていると思われるからです。
説明すると「ストロークを低い位置で意識的に止めたり」していないですよね〜「低い位置からスタートするストロークがない」ことになりますよね〜ということは、すなわちすべてに「アクセント」が付いている?(ちょっと語弊もありますが)…ということになるからです。

要するに「ストローク分解」を初めて意識するようになるのは「パラディドル」をはじめた時なのです。ほかにも「パラディドル」を使って学ぶものがいっぱいあります!がとりあえずは「ストローク分解」。なので「まずはストローク分解!」なのです。

簡単な図を用意いたしました。もう見飽きてる人も多そうですね〜ふっふっふ
一応説明を。

「Full」と書いてあるのは「フルストローク」 高いところから落として高いところに戻ってくる。
「Down」は「ダウンストローク」      高いところから落として低い位置で止める。
この二つが高いところからの落下なので「アクセント」がつきます。

「Up」は「アップストローク」       低いところから打面に触れて高いところにあげる。
「Tap」は「タップ」            低いところから打面に触れてそのまま止まる。
この二つが「ノーアクセント」になります。

低いところに止めることがなければ「アクセント」がつかないというのはもはや説明入りませんね。
それよりも重要なのは、「アクセント」は力ではなく、「位置エネルギー」によって付くということです。
これは「理屈ではわかっていても」的なものです…ですが心に留めておきましょう。

手順で覚えるのは最初だけ!

「パラディドル」は「RLRRLRLL」と皆さん記憶していますね。でもそんな記憶の仕方では役に立ちません。
街中にいるバンドマンドラマーさん達は「パラディドル」や「ダブルストローク」が役に立っている事を実感しているドラマーはほぼ皆無な現状でじゃあないでしょうか?

それは、表面の上っ面しか触れていないからです。ここでは「最低限このくらいは理解しできるようにしましょう!」というレベルまでやっていきますが、結構なボリュームになると予想されます。

まずは手順を覚える。

「移動」を使い。どのような構成になっているかを音の違いで知る。慣れてきたらテンポアップしていきましょう。
赤字は「右手はフロアー」「左手はハイタム」「印なしはスネア」です。

1、「ダウンストローク」部分を移動。
2、「W-str」部分を移動。
3、「アップストローク」部分を移動。(当たり前の話ですがコレに気付いている人はかなり少ない!こういうことが「手順だけでは〜」ということ!詳しくは動画で!)
4、これは何だかわかりますか?2番と同じなんです。わかりますか?このような捉え方も覚えていくことが大事なのです。(これも動画の方がわかりやすい!)

今回はこの辺でいいでしょう。これには続きがありますが、レベルがメチャクチャ跳ね上がります。

しっかりと理解した上で!

練習パッドでやってみましょう。
自然発生的なアクセントがあるのがわかると思われます。これが非常に大事です。

音大卒業生などはこれを認識している方が非常に少ない。それは「音大の打楽器科」は基本一つの「打楽器科」という括りで「マリンバ(木琴)」を基軸に学んでいくのです。「マリンバ」はメロディー楽器なので「ストローク」による音の強弱があっては宜しくないのです。強弱はメロディーそのものの強弱でなければならない。なので基本はすべて「フルストローク」として学んでいきます。
ドラムの場合は「シングルストローク」「ダブルストローク」などの音の違いを織りなしてメロディーを綴っていくので全くの逆の考え方になってしまうというわけです。

昨今の音大は随分と昔とは変わってきました。ので全てがそうであるとは言えなくなりましたが、未だにコレを認識している方が少ないのも事実です…
そう「パラディドル」には「メロディー」があるのです!「メロディー」として覚えること!が重要です。

パラディドルは擬音語!

「パラディドル」も重要な「ルーディメンツ」のひとつです。この「ルーディメンツ」の名前には擬音語になっているものが多くあります。擬音語になっているものは発音しながら練習するのが良いです。
「パラディドル」の「パ」は破裂音ですね。そこに自然発生的な「アクセント」があるからです。
擬音語を発音するということは「メロディー」として捉えてることに他ならない!ということなのです。

ストロークの違いも理解するように練習をしていきましょう。それぞれの振り幅が自然になるように!!

次回は

「メロディー」を認識したことで新たな項目にチャレンジしていただきます。
この辺まで来ると、少しづつドラムを学ぶ順番が理解され始めるかと思われます。(まだ早いかな…)

次回「中級:パラディドルその2」はこちら!

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