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初級Training06:8beat06 – 裏拍刻み

8beat
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前項目「初級トレーニング03 8beat-左足ghost-note」で、H.Hを4分で刻む奏法を練習しました、そして「初級トレーニング05 8beat-H.H-Open-Close」で裏拍の認識を鍛え、そして今回は、左足の4分音符を維持しつつ、今度は右手H.Hを裏拍で入れていきます。この練習は後々にも顔を出します。ですが、今の段階から慣れておくと先の進みが良くなります。
え〜ってところで顔を出します。かなり先ですが(上級だったか、その上だったか…忘れましたが、Swingの項目で出ます。)楽しみにしていてください。

ここら辺も、単に8beatだけの為の訓練ではないと言うことです。取り上げる項目もレベルも上がってきましたね。最後に紹介するものは、あまり聞いたことがないかと思われますが、06回まで続いたTrainingをこなしていけば深意に到達できると思います。実レベル的には高いものになります。が、理屈的にはこのレベルのものです。「より高次元へ昇華させる。」コレです。コレに尽きます。
今回の一連の「Training」を通してそれだけでも少し理解できれば、先が開かれるでしょう。

お知らせ:トップページに「段階別のレッスンチャート」があります。利用ください。

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Training06

1、2段目と3、4段目で表記が若干変わっていますが、同じ事ですので、慣れるようにしましょう。

Training06-2

さて、今までと同じくSDの16分音符を入れていきましょう。

焦らずに縦の関係を見つつ練習していきましょう。

解説

他の項目でもやりましたが、「タイムと拍をキープしつつ、段階的に進めていく」という方法を取りましょう。

さて、ようやくここに辿りつきましたが、気づいたことがありますか?
この時点で、SDやBDの場所を判別する基準が右手ではなくなってくると思われます。4拍のカウントが基準、あるいは左足が基準になっているかと思われます。
まず、8beatというと「1小節を8つに切り刻んで・・・」てことが無くなります。これの意味は非常に大事です。なぜなら「グルーヴ」とは横のつながり、流れなのですから。もう解りますね!そのとうりです!

おまけ

ここからは、参考程度でもまずは、良いです。

皆さん大好き「スティーヴ=ガッド」
アルバム「Gadd Gang」の3曲目「Way Back Home」から

まずは、やってみましょう。BDのダブルが入ってますが、気合で何とかしましょう!
出来ないことを見つけチャレンジすれば、それをできるようになるために習得しよう、または技術を覚える為の糧となり力となります。そのぐらい無いと「足のダブル」の習得は、なかなか難しいようです。(後ほど別途で取り上げます。)

さてさて、あまり寄り道させても良くありませんので、「H.Hを左手」「SDを右手」にして練習しましょう。動画を参考にしてください。

解説

まず、上のフレーズに慣れたら、

これを数回に一度入れてみましょう。
表記は「H.HとSD」になっていますが、「CrashとSD」でも良いです。
このとき「4拍目の休符をギリギリまでタメる感じ」を認識しましょう。
追記:
4拍目のは位置は変わらず、次の1拍目の位置も変わらずカウントもリズムも変わりません
16分音符のスネアの位置がいい感じに後ろにヅレて、フラムで2つの音が繋がって音の「長さ」、「幅」が長くなったような表現します。

こんなイラストで感じがわかりますかね?
ん〜〜〜わかります??

これはですね〜このような解説をしている人は見たことも聞いたこともないのですが、次のフレーズをやってみてください。4拍目裏の音をタメます!
注意:4拍目のBDはなくて良いものでゴーストノートみたいなものとして扱ってください。そこを強く「ドーン」と入れると違ったものになります。リズムがそこで止まってしまうので・・・

あるいは4拍目「BD」を「休符」に

✳️

この時点でコレらのフレーズでピンときた方は非常に素晴らしい!
実はコレはコンガのフレーズです。よく「チャチャチャ」使うポピュラーなフレーズです。この辺の4拍目のタメを大きく深いものにできる人は、そのコンガプレイヤーの技量、度量、表現力を示すもので、素晴らしい音楽家となります。
4拍目にわざわざ要らないBDを置いたのはコンガだどそこに「ベーストーン」が入っていたりするからです。「息を呑む」ところという感覚でしょうか。

さて、昔はよく言われていましたが、最近は全くと言って良いほどこの手の話は出てきませんが「スティーヴ=ガッド」という人物はより早い段階からパーカッションの人たちと交流を深めてそれをドラムに取り入れていったパイオニアなのです。

仕組みは同じですが、派生フレーズも載せておきましょう。

コンガ経験者(キューバ系)には、実にしっくりくる話では無いでしょうか?
これを理解しているか理解していないかでここまでサウンドが変わってくると言うことですね。
いや、素晴らしい!

こう書いてしまうと、ふつうのフラムでやってしまうでしょうが、✳️のマークがついたものとの「中間あたり」と考えるとよりコンガの時のフレーズに近くなると思います。ニュアンス等は動画を参考にしてください。打ち込みだと(ドラムだけで)こういった曲のノリを出すのはかなりシンドイので、そのことはご了承ください。はっはっは

動画と一緒に見てください。

今回はここまで

はい、長くなりましたが、初級の8beatトレーニングはここまでとなります。
ここまでお付き合いしてこられた方なら、
8beatに限らず、今までの項目を「より高次元へ昇華させる。」ということがお分かりいただけたかと思います。
知識として知ってるだけ、ただ出来るだけ、では「何も出来てないのと一緒!」ということですね〜
ひゃ〜厳しいですが、ドラマーに対する他人の評価などそんなものです。
これらの項目はある程度の長い期間で体に染み込ませるようにやっていくことをお勧めいたします。
では、ご検討お祈りしています。

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