「初級:シンバルレガート Jazzをやろう!」で取り上げた内容を再確認していきます。
初級の段階では気づかなかったこと、できていると思ってしまってること、足らないこと、などを再確認しつつもう1段階上に上げていきます。
わざわざこんなので場所を取っているのにも、ほとんどの方が、この段階で必要だからです。「ダブルストローク」の仕上がり方で調整の必要がある。と言ったほうが解りやすいかもわかりませんね。
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おさらい
このような図を初級で説明しました。

大きな腕の振りが「1小節に2回」にしましょう。と言う内容です。
シンバルレガートは1小節に6つの音があります。1音1音ごとストロークしたら「六回のストローク」が必要です。
ダブルストロークをマスターしかけている、あるいは出来るようになった。のであれば、
上の図の「っと、あげる」はダブルストロークになっているはずなので最低でも1小節「四回のストローク」になっているはずです。
本当になっていますか?
そうです。ここで再確認することをお勧めいたします。
ダブルストロークその他が生かされてない可能性があるからです。そうしますとテンポの速い曲は無理ですし、音があまりに違っていてこの先「伸び悩む」ことになりかねません。
恩恵
身体的な余裕は、全体的な余裕へ繋がります。ましてや「ジャズ」の場合「気にしていなければいけないところ」が多岐にわたるので、そんな所で労力をかけていられません。
次に音の問題です。
音色、音量が変わってくるはずです。これは非常に大きいです。実際のアンサンブルを経験していればこの重要性は無視できるモノではないと感じるはずです。
練習の仕方を提案。
これは「メトロノームの使い方」という項目を作って新たに取り上げようと思っているのですが、少しだけ触れてみましょう。
まずは、普通メトロノームを鳴らすとこう聞きます。実際にやってみましょう。

問題ないでしょうが、先ほどのことが実施できているか確認をして下さい。
次です。

クリックを「2、4拍」だけで鳴らします。ジャズを練習する人は、どの楽器の人もこの鳴らし方を経験します。
頭拍が無音なので自分で作り出さなければならない訳です。実際の演奏では「リズムキープ」は各個人個人が別々にやっていくモノであり「他の人に依存しません!」この辺の感覚は実際の演奏で養っていくしかないのですが、この鳴らし方は「作り出す」と言う意味合いを持たせることができる訳です。
少々入り方にコツが入りますが、それを含め練習しましょう。
次のはちょっと今の段階では難易度が高すぎるかもしれません。挑戦できる方は是非ともチャレンジしてみてください。この手のレッスンの記事はまた別にも用意する予定です。

これは難しいです。「3連符の裏」で感じましょう。非常にリズム感が強化されます。入り方含め練習しましょう。
最後に
頭も体も力が抜けているようにできるようにしましょう。そうしないとアドリブなんてものはできるようにはなりませんから!
「余裕が無ければ何も入れられません!」
ということですね〜。
あと大事なことは「シンバルレガートが吊られずにキープできる」ことです。この時点で吊られているようでは、先はありません!「できない」のと「やらない」では大きく違います。
ではでは。
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