「左手を自由に!左手のコンピング-その2」をBDに応用していきます。ジャズでのBDの扱いに悩む人は多く、そこで行き詰まることも。ですが、これまでのことがシッカリしていれば、今回の項目で案外すんなり解決に至るでしょう。実際に自由にとなると「BDのダブルストローク」を覚えないとなりませんが、その前段階としてかなり効果のある練習になります。
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おさらい
そのまんま「左手を自由に!左手のコンピング-その2」をBDの話としてやっていきます。なので
「左手を自由に!左手のコンピング-その2」をおさらいすると進みが早いです。
もちろん初心者編:「はじめてのバスドラムの踏み方。」は出来ているのが前提になります。BDの「ヒールダウン奏法」大丈夫ですか?
課題
「左手を自由に!左手のコンピング-その2」でやったことをBDに変えて練習していきます。まずはコレです。
任意で4小節の「四分音符」のパターンを作ってみましょう。これをBDで演奏しつつ、シンバルレガートと左足を合わせてやってみましょう。吊られることなくしっかりとカウントをしながらやっていきましょう。
次は上の形の「四分音符」を「8分の裏」に変換した形をBDで。
次の段階は「BDのダブルストローク」がないと厳しくなりますが紹介だけ。上の形の「四分休符」を「四分音符」に変えた形です。
これは一見難しそうに見えますが、「左手を自由に!左手のコンピング-その2」のとき、やりましたが、これは「ターンタ」「ンタタ」の2種類しかありません。これをBDに変換しましょう。
課題2
では次にこの『「ターンタ」「ンタタ」の2種類』を練習しますが、1パターンに2打あるうちのどちらかをBDにします。
次の①〜④のパターンがあります
④は、あまり使わない感じですが・・・・。
①「ドーンタ」
②「ターンド」
③「ンタドン」
この3つと考えて自由に入れていく練習から始めていくと良いでしょう。
さらに、この二つのパターンは兄弟みたいなものだということです。下を参照してください。
まー今回は①〜③を意識するだけで事足りると思いますが、一応他のパターンもあるよぐらいでさらっておきましょう。
前回同様「絵」で表現すると、こんな感じでしょうか?
「単体」で「表」「裏」
たまに「裏2拍3連」をそれぞれ入れればかなりのことができると思います。
これで慣れていけば、自然と入れられるようになると思われます。
実演
今回は楽勝でしたね〜でも「コンピング(手)」や「手足の分離」にも非常に役立っていますのでぜひやってみてください。
実演の曲は何にしましょうか???
「On The Sunny Side Of The Street」にしようかな〜
まとめ
課題2の変換で「すべてをBDに」というヴァリエーションも当然あります。あとは要するにジャズでは「BDはスネアやタムの延長線上にある」という扱いをすることがある。ということです。
さらには同じことをブラシなどで練習することをお勧めいたします。
「中級:ブラシでのコンピング – その3(BD)」を参考にしてください。
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