ドラムを習得する道のりを表した「トップページ」を参考にしてみてください。(←必見!!)
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基本的なテクニックだけで出来るんじゃなかったの?
脱初心者!ということで例をあげましたが、少々意地が悪かったようです。
というのも、確かにドラムのテクニック限定であればこの「Superstition」を演奏するのは可能は可能なのですが、「ちゃんとグルーブさせられるか?」は別問題ということです。
この曲はスティービーワンダー自身でドラムを演奏しています。では、スティービーワンダーにあってこのレベル帯のドラマーに足らないものは何でしょうか?
まずはどんなフレーズだったか、確認してみましょう。16Beatとは?
手順はあえて書いてありませんが、このような形を基本としている「16beat」です。みなさんは下のような形を「16beat」だと勘違いしてませんか?確かに「16beat」ではあるのですが。
これはガッチガッチにお堅い「16beat」で、よく「リズムは16で〜」なんて要求されたときに、これを演奏すると「そうじゃないんだよ〜」と言われます。「16で〜」と言われたときは「16分のテイストがあるリズムで」という意味なのです。「全部16分で刻んで!」とは違うのです。
定義としては「16beat」とは一か所でも16分のニュアンスが入っていれば「16beat」になるワケです。
極端ですがこれ(上)でも「16beat」となるワケです。
これも「16beat」ということになってしまいますが、こちらは一般的に「8beat」といわれることがおおいですね。そう、この分類はアクマで定義としてはということですね。
スティービーワンダーの奏法を分析してみよう!
スティービーワンダーの「鍵盤」での右手と左手はこんな基本形になってます。
上が右手、下が左手になってます。こちらをスネアで演奏して4分でBDを入れてみると
こうなります。2小節目の手順はドラムの手順にあうように修正した手順です。
そしてこれらをH.Hで刻むようにして2、4拍目にスネアをたしていくと
この様になります。上の手順は「この様に叩きます」というものを示しているのではなく『1小節目は「8分音符をRLRL〜」と追っていく奏法。2小節目は「8分音符をRRR〜」と追っていく奏法を例にあげる』を意味していて実際にこの手順で演奏するわけではありません。
ここまできたらだいぶわかってきましたね。
音符の「跳ねてる度合い」、「なまり」、「ニュアンス」
動画では「サンバ」を例にして説明しています。
同じ8分音符なら8分音符、16分音符なら16分音符でも「歌わせ方」はいろいろある!
ということです。この辺をできるようになるには、「ジャズ」と「ラテン」を学ぶのが一番手っ取り早いと思われます。
スティービーワンダーは鍵盤で弾いているニュアンスをそのままでH.Hを刻んでいるのですね〜。
そうです、これが答えとなります。
この辺のサンバの刻み方などはそのうち動画にして解説します。難しいですよ〜これは〜
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