「パラディドル」と言う言葉は擬音語である。と言うお話は以前にいたしました。それと、発音しながらルーディメンツを覚えていくことの重要性にも触れました。今回は「ダブル・パラディドル」この「ダブル 」は「パラ」がダブルになっていると言うことです。発音は「パラ・パラディド(ル)」となるわけです。
3連符に関する他の記事、前段階などあります。「トップページ」を参考にしてみてください。
動画はこちら!
まずは確認
中級の項目「パラディドル」を確認しておきましょう。
リンクはこちら!
トレーニングと解説はこちら!
「🅿︎Paradiddle – 前半」「🅿︎Paradiddle – 後半」
重要な「ストローク分解」はできているでしょうか?なかなか難しいと言う方は、1打1打ストロークの名前を言いながらゆっくりと練習するといいでしょう。これがいかに重要であるかがピンとこない人は上のリンクを見返しましょう。
「パラディドル」だと一般的に
「Down・Up・tap・tap」とかになると思います。テンポによっては違いが出てきますし、「ダブルストローク部分は“Down・tap“とする指導者もいるかもわかりません」
ダブルストロークは最初「Down・tap」として教わることも多いでしょうから、しかし慣れてきたら「tap・Up」という感じのダブルストロークも習得していくことになります。がこれは上級者向けとなるでしょう。簡単そうに聞こえますが、決して簡単なことではありません。とりあえずここでは置いておいて。下のリンクの「Down・Up・tap・tap」の「パラディドル」を確実に習得を目指しましょう。
「🅿︎Paradiddle – 前半」「🅿︎Paradiddle – 後半」
詳しくはリンクをチェックしてみてください。
ストローク確認
パラディドル「Down・Up・tap・tap」に「パラ」をもう一つ付けます。すると
「パラ・パラディド」=「Down・tap・Down・Up・tap・tap」「Down・tap・Down・Up・tap・tap」〜「R L R L R R」「L R L R L L」となりますね。
動画の方が手っ取り早く理解できそうですね〜
Training-01
まずは3連符に当てはめてやっていきましょう。
このような感じです。左足との関係を確認しましょう。
次は、移動をして特徴を掴んでいきます。2種類やってみましょう。
①は手順を覚え込ますために「W-Str」の場所を意識するのは有効!という目的のための移動方法。
②はこのフレーズの「内在メロディー」を感じるための移動方法。
です。
この辺は「中級:3連符発展の道-その2」を参考にしてください。
今回の練習ネタ!その1
3連符で考えるのが一番シンプルに訓練していけるでしょうが、そこまではもうすでに終えているという前提で、少しだけ応用をしていきます。
まずは、16分音符のパターンで「6+6+4」のパターンを覚えていきましょう。ひたすら繰り返し「6+6+4」を体で覚えていきましょう。
繰り返しは左手からになりますね。それと、いうまでもなく「6+4+6」「4+6+6」もありますね。
練習ネタ-その2
フリーソロなどで最後にシンバルを使って派手目のフレーズで終わりを演出することがよくあります。シンバルソロなんて言ったりもしますが、そのネタを少しづつ増やしていきましょう。例えばこうです。
シンバルの所にBDを入れることになるので、かなりの良い訓練になります。
次はパラディドルを混ぜてやってみましょう。最初は符割りは無視しても良いでしょう。手順を確認したら符割りをキチンとして、いろいろ応用してみてください。
例えば、「パラディドル」はこう変形すると良いですね〜マックスローチがよく使うフレーズです。
「パラディドル」を3連符に当てはめた形もよく使います。(これに関しては他動画で紹介します。)
ちょっと難しいのをあえて
ちょっと難しいのをあえて例に挙げて、どのような記憶方法をとっていくかのヒントにして下さい。
これは、「私がこうやってる!」ってだけで、もちろん違う人もいるでしょう。ですが、一人一人の記憶の仕方の参考にはなるかと思われます。
まずは、先程の「6+6+4」を「5+5+6」にしました。このときダブルパラディドルから1打引いた形を使っています。(パラディドルに1打足した形とも言える)
はい、手順を覚えるときどのように捉えていると「自然に感じられる・リズムになる・乗れる」ようになりますか?私は上の項目の
「W-Str」の場所 と 「内在メロディー」を駆使します。
例えば
私がどう捉えているかは、イラストで書きましたが動画の説明とともに見て下さい。
次は「9」(3×3)の形を持っておく。
いろいろ理由があり応用が効きます。例えば 「3拍子」それと「4+3+9=16」ですよね〜この「9」=「6+3」だったり・・・ん〜あんまり伝わらないかも知れませんね。あなたの頭の上に「はてなマーク」が3つくらい並んでいる映像が見えた気がします。
さてさて、何が言いたかったかというと、
どう捉えて記憶していくか。
どのような形で記憶していくか。
そして記憶を積み重ねておくことの重要性。
この3つです。
「蓄積」これが必要です。
あえて難しいものを例題にあげたほうが要領を得ることが多いと経験上の判断なのですが、これに当てはまらない人も当然いますから聞き流す程度でも良いですよ。
今回はここまでにしましょう。
あまりレベルを上げすぎないようにしてはいるのですが・・・・
コメント