前回「上級:Afrocuban(JazzーLatin)その1」で十分に練習して、慣れてきましたか?この「慣れる」というのが非常に重要です。前回のパターンは少々厄介な型をあえてやりました。今回は「その理由とそこからの発展」という形で進めていきたいと思います。
まずは・・・
まずは、形で覚えようとしていることに限界を感じたことがありませんか?ジャズをやっていれば、この辺のことは経験済みではないでしょうか?
この「Afrocuban」アマチュアの方には難しいのは「形」や「パターン」だけでは変化に乏しく対応しきれなくなりがちなり、悪い意味でのワンパターンに陥ってしまうとこでしょう。
前回紹介した「Celia Cruz」「Tito Puente」などで「Mambo」でのリズムは一つのパターンを通して続け高揚していきますが、「Jazz」では、絶えず「変化」していかなければ「澱んでいく」ことになります。この2つの違いを認識し「演出」「味付け」などに応用していくことは、これから先「良いドラマー」になるには重要な項目となるでしょう。
今回はその中でも「変化」していけるように「応用」できるように学んでいくことを重視しています。
動画はこちら!
前回のパターン
これの右手に注目してみましょう。
これを下のようにして
これが何を意味しているかというと・・・
さらに!今回の本題!
何となく、何かをつかみましたか?
そうです。「表」と「裏」を行き来する!
この感覚を掴みましょう。
そしてこの2つのフレーズによって「行き来」しています。
「表から裏へ」「裏から表へ」
このように捉えると好き勝手に応用できるかと思います。それにあまり細かく行き来しすぎても「よろしくない」ことも自然と理解できるかと思います。
前回紹介した「Celia Cruz」なんか聴きながら手拍子を打ってみるのも良いです。自由に行き来できて「裏」も自然な感じでキープできるようになれば良いでしょう。
実例
このように「行き来」しても良いのです。
そして「左手」はコンガの「トゥンバオ」の形をとっていました。それを乗せてあげましょう。
例えばこんな形で入れてみましょう。
練習方法の一例
下の1〜4とa〜dを適当に行き来しましょう。左足と左手の「トゥンバオ」はキープしながら行き来します。ただそれだけですが、どこでどう行き来するかだけはちゃんと意識すると良いでしょう。
細かく行き来するのではなく暫くキープして次に行くようにすると良いでしょう。
やり方がイマイチわからない人は、動画を参考にしてください。意図がわかると思います。
今回は
今回はここまでに致します。記事としては短く感じるかもしれませんが、内容は非常に濃くなっていると思います。時間をかけて体に馴染ませていってください。
次回は「左手のお話」です。
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