好評だった「中級:ドラムソロがジャズっぽくならない人に。」の第2弾!
Billie’s Bounce編のNo.05!
「JazzはCharlie Parkerに学ぶべし!」
と題してやってますが、ここからは「上級」という括りになっています。フレーズやルーディメントを一つの箇所や塊に入れ込む・組み込むという旨が多く含まれているので、「上級」という括りに分類いたします。要は『「元の形」が解ってないと意味がありませんよ〜』ということです。
この辺からは言葉で説明が難しくなってきます。文章は短めになってきそうですね〜
「中級:ドラムソロがジャズっぽくならない人に。Billie’s Bounce01」はこちら!
「中級:ドラムソロがジャズっぽくならない人に。Billie’s Bounce02」はこちら!
「中級:ドラムソロがジャズっぽくならない人に。Billie’s Bounce03」はこちら!
「中級:ドラムソロがジャズっぽくならない人に。Billie’s Bounce04」はこちら!
一応前回までで、全部埋まったのですが、
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動画はこちら!
テーマ
そろそろテーマを完璧と言えるほど覚えたんじゃないでしょうか?
もうお気づきだと思いますが、このシリーズの1番重要なことが「テーマを覚える」ということです。
その理由は?なんて考えてるようじゃあ〜まだまだ理解が及んでいない証拠ですね〜

前回の譜面

今回はここ!


このように対応していきましたが、上のメロディー譜の「3連符」の感じをドラムで出してみましょう。こう言ったはパーンのメロディーはジャズでは頻繁に出てきます。

最初の2拍分をこのように変換します。この時に3つ目の音に「フレーズを入れる」という感覚でやります。

こう書いた方がわかりやすいかもしれませんが、上の方の感触の方が強いです。
練習の仕方
こう言ったフレーズは体で覚えていきましょう。体で覚える方法は!?
「ひたすら繰り返す」です。

元の形と照らし合わせながら練習していくといいでしょう。
応用
キメのある2段目

まずは「1小節目〜2小節目」にかけてのフレーズ。
「中級:ドラムソロがジャズっぽくならない人に。Billie’s Bounce02」でやりましたが、キメに「もうちょっとスピード感が欲しい」と思った方もいたのでは?

このように対応しましたが、赤丸のところにこれを「ブチ込みます!」
あと、1小節目最後のシンバルは「省略」と言う形になります。

実は、「キッカケの音」というのは手前の「休符」の場所だけでは無く上のパターンのようなひとつ手前の「裏拍」にすることも結構あります。

「赤丸」が「キッカケの音」
何言ってるのかわからない人は
「中級:ドラムソロがジャズっぽくならない人に。Billie’s Bounce02」
を見てください。
次は後半「Am7」の下の音

こんな感じで対応しましたが、今度はこうです。

「んっぱー」の「ん」にこのフレーズを入れます。一言で言うならば!

です。でも実際は

休符のところには「BD」でその前の音は「装飾音符」と考えるとスッキリしますでしょうか?
あるいは3拍目に「SD」をいれて
実際譜面で書くとこうなるでしょうか。

なので2段目はこうなりますか。

実演
さてさて、今回は1つのフレーズに1つの考え方を応用するものとなっておりますが、ほぼコレだけでやって行こうかと思います。前回までは「テーマのメロディー」に沿う形で進化させていきましたが、実際の演奏でそれだけだと(それだけ!!だと)ハッキリ言って「ウザったがられます。」何故か?
それは「メロディー担当者」が束縛され過ぎてしまうからです。
そしてここで「ドラマーだけに許されたアプローチ」を紹介いたします。
今までやっていたように、ドラムはメロディアスに奏でることが可能ですが、それには「明確な音程」がありません。それを逆手に取ります。どう言うことかと言うと「主メロディーにメロディーをぶつけることができるのです。」
「メロディーと分離してある箇所で合わさる」と言うことが感じができるようになる。
これをやるには、ちゃんとした「メロディー感」が備わっていなければできないことが、容易に想像されると思います。
因みに2段目の今回のフレーズは使いません。同じになってしまいますからね。
今回はこんな感じでやります。フレーズを固定しておかないとわかり辛くなりますから。最後4小節は難しいですが3拍フレーズです。これは他の動画を参考にしてください。(リンク準備中!)

赤丸に3つ入れてます。
次回
このシリーズも一旦、次あたりで終わりにしようかと考えております。
次は一つの「ルーディメンツ」で今日と同じことをやろうかと思います。
乞うご期待!
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